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冷たい飲み物はしみます、これは虫歯ですか? |
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冷たいものがしみるという症状の大半は虫歯が原因と考えられます。痛みの症状がなくなれば、虫歯はむしろ進行していると考えるのが普通で、神経が失活による痛みの消失と考えられます。
神経を取るような状況になる前に、受診されることをお勧め致します。
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歯を磨いているのに何故虫歯になるの? |
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毎日何回も歯を磨いているのに虫歯になるというお悩みをお持ちの方も沢山いらっしゃいますが、回数に関係なく、虫歯になる場合があります。
それはどうしてなのかというと“磨いている”と“磨けている”の大きな違いがあるからです。
むし歯は、歯の表面についた歯垢(プラーク:食べ物のカス)に、むし歯をつくるミュータンス菌が住みつき、糖分を栄養にして酸を出します。この酸は歯の表面の硬いエナメル質を溶かし、その部分に孔をあけます。これがむし歯のはじまりです。むし歯は誰でもかかっているために軽くみられがちですが、再石灰化が不可能なレベルに達したむし歯は自然のままでは元には戻りません。治療を受け、それ以上進行しないようにするしか、歯を守る方法はありません。
歯磨きは非常に有効な予防方法の一つですが、歯ブラシと歯磨き粉によるブラッシングのみでは60%未満の汚れしか落とせません。汚れを落とすために、力を入れすぎて磨いたり間違った磨き方では、歯を虫歯などから予防する目的に反して歯や歯肉を傷つけてしまう事がありますので、歯磨きに対する正しい認識を持つ事が必要です。
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妊娠中の歯科治療は避けたほうがいいですか? |
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妊娠中の歯科治療は、痛みがひどい場合、5~7ヶ月目の安定期に治療を行います。 ただし、基本的に薬剤はお腹の赤ちゃんに影響を及ぼしますので、なるべく使用は控えます。また、レントゲン撮影も鉛エプロンで防護して必要最小限にとどめます。
妊娠初期は受精卵が着床するまでの2~3ヶ月は歯科治療によるストレスや麻酔などにより流産の危険性がありますので治療は応急処置にとどめます。特にレントゲン撮影は妊娠初期の胚細胞分裂の時期には奇形児の原因として考えられますので避けます。妊娠後期は、やはり歯科治療によるストレスが原因で早産の危険がありますので避けた方が良いでしょう。出産後も、授乳期間は薬剤が母乳から出てしまうので抗生剤などのお薬は使えません。
今現在、歯に痛みがないのでしたら妊娠中の歯科治療は避けて、出産後の授乳が終わってから治療に通われるのをオススメ致します。
歯科治療は妊娠前に検査してもらい事前に治療しておけるのが一番といえます。
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歯を抜きました。そのままにしておくとどうなりますか? |
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歯を抜いたまま放置すると、隣の歯が傾いてきたり、移動したり、グラグラしてきたり、噛む相手側の歯が伸びてきてしまったりします。また、物を噛む"力"は奥歯が1本なくなっただけでも全ての歯が生え揃っている場合の2割程度に減少してしまいます。さらに、食べづらくなるばかりか筋肉や顎の関節に障害をもたらす場合もあります。 |
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